「今は売るな!」が武器になる? 個性心理學で営業が変わる!タイプ別・“売らない営業”のススメ

おはようございます。
ニーズコネクトの小嶋です。
 

営業の現場では、こんな経験をしたことがありませんか?

✅ プレゼンはしっかりできた
✅ 相手の反応も悪くなかった
✅ 商品にも自信がある
 

それなのに、なぜか成約に至らない。

「自分の営業が間違ってるのかも…」と落ち込む方もいるかもしれません。
でも、そこにはシンプルな落とし穴があるんです。
 


✅ 売れない理由は、タイミングを間違えているだけかもしれない

営業には「正しい提案」と「正しいタイミング」が必要です。
内容がどれだけ完璧でも、相手がその気でなければ決まりません。

実際、私はこれまで多くの営業パーソンと関わってきましたが、
「売れない原因」の多くはスキル不足ではなく、
“今じゃなかった”という判断ミスです。

そして、それを見極めるカギとなるのが
個性心理學という視点です。


✅ 営業に必要なのは「押す力」より「待つ力」

成果を出している営業マンは、
“売らない判断”ができる人です。

・今日の相手は、まずは話を聞いてほしいだけ
・今はプレッシャーをかけるべきタイミングではない
・提案よりも、共感が必要なフェーズかもしれない

こういった“空気を読む力”が、
結果として成約率を上げているのです。


✅ 個性心理學とは? 相手のタイプで「タイミングのズレ」が見える

人は皆、価値観・判断基準・反応スピードが異なります。
個性心理學では、それらを大きく3つに分類しています。


分類 特徴 該当キャラクター
🌙MOON(ひらがな) 感情重視・安心感を求める こじか・黒ひょう・たぬき・ひつじ
🌍EARTH(漢字) 論理重視・納得がないと動かない 狼・猿・虎・子守熊
☀️SUN(カタカナ) 直感型・テンポ命・即決傾向 チータ・ライオン・ゾウ・ペガサス

この分類を意識することで、
相手が今「買う状態」かどうかを見極めるヒントが得られます。

📚3分類別!「今は売るな!」シチュエーション

それぞれのタイプによって、“売ってはいけない瞬間”があります。
以下に、営業現場でありがちなNGパターンと、効果的な対応例を紹介します!


🌙MOONタイプ(こじか・黒ひょう・たぬき・ひつじ)

▶ 感情に敏感。安心感・信頼を優先
▶ 売り込みを強く感じると一気に引かれる

🛑NGなタイミング

  • 初対面で即決を迫る

  • 相手の話を聞かずにプレゼン

👍GOODなアプローチ

  • 共感・傾聴を最優先

  • 信頼関係を作ってから軽く提案


🌍EARTHタイプ(狼・猿・虎・子守熊)

▶ 論理的。納得して動く
▶「おすすめ」という言葉だけでは響かない

🛑NGなタイミング

  • データなしの提案

  • 比較材料のない選択肢

👍GOODなアプローチ

  • 数字やシミュレーションで説得

  • 複数案を提示して“考えさせる”


☀️SUNタイプ(チータ・ライオン・ゾウ・ペガサス)

▶ 直感で動くタイプ。テンポ重視
▶ タイミングを逃すと一気に冷める

🛑NGなタイミング

  • 話が長すぎてテンポを崩す

  • 結論が見えない説明

👍GOODなアプローチ

  • 結論から話す

  • 自信を持って「これが合ってます」と言い切る


🐾12分類別のリアル事例から学ぶ“刺さるタイミング”

ここでは、各タイプの実際の営業現場でのあるあるエピソードをご紹介します👇


🐣こじか(MOON)

最初の警戒心が強く、押すと逃げる。
→ 雑談から関係性を築いて、後日ふわっと提案したらOKに!

🐆黒ひょう(MOON)

「自分らしさ」に価値を置く。ゴリ押しは逆効果。
→ スマートな演出や共感トークが響く。

🐶たぬき(MOON)

古風で人情重視。関係性の深さがすべて。
→ 提案よりも「人」として認めてもらうのが先。

🐏ひつじ(MOON)

周囲と調和を取るタイプ。
→ クロージング時に「一緒に考えましょう」と寄り添う姿勢が大事。


🐺狼(EARTH)

マイペースを乱されるのが嫌い。
→ 資料を事前に渡しておいて、次回打ち合わせで検討を進めると◎

🐵猿(EARTH)

明るく話しやすいが、意外と冷静。
→ 雑談から入りつつも、筋の通った提案で納得を引き出す。

🐯虎(EARTH)

「自分で決めたい」気持ちが強い。
→ 選択肢を提示して「どちらを選びますか?」と委ねるのがベスト。

🐨子守熊(EARTH)

本音が見えにくい慎重派。
→ 焦らずゆっくり信頼を築くスタイルで進めよう。


🐆チータ(SUN)

即決タイプ。テンポ命。
→ 最初の5分が勝負!雑談長すぎ注意。

🦁ライオン(SUN)

プライドが高いので、尊重が大前提。
→ 決断したら背中を押すだけでいい。説得は逆効果。

🐘ゾウ(SUN)

大らかに見えて意外と慎重派。
→ 初回は印象勝負。信頼されるかどうかがすべて。

🦄ペガサス(SUN)

自由奔放で気分屋。
→ タイミングが命。今日ダメでもまた気分が乗る日が来る!
 

✅ こうした“タイプ別アプローチ”を、チームで活用できたら?

営業マン一人がこの知識を持っていても、
チーム全体が同じ視点を持っていなければ、組織としての成果にはつながりません。

逆に、メンバー同士でこんな会話が飛び交うようになるとどうでしょう?

「今日の商談相手、たぬきっぽくない?」
「だったら、焦らず雑談を重ねたほうがいいね」
「チータだったら、初回からスピード勝負で行こう」

こうした“共通言語”が生まれると、
提案戦略のスピードも、クロージングの精度も一気に高まります。

チームで「相手に合わせる営業スタイル」が浸透することで、
提案の一貫性が生まれ、無駄な失注や誤解が確実に減っていきます。


✅ ニーズコネクトの営業研修で得られる3つの変化

私たちが提供している営業研修では、
個性心理學の理論を、実際の営業活動に落とし込むことを目的としています。

以下のような変化が、導入後に見られています。


1. 営業メンバー全員が「タイプ別対応」ができるようになる

これまで「なぜ断られたのか分からない」と悩んでいた営業マンも、
タイプの違いを理解することで、

「あ、あの人は“EARTHタイプ”だったんだな。もう少しデータを出すべきだった」
「ひつじタイプには“安心材料”を先に出すのが大事なんだ」

と、自分の営業の“何がズレていたのか”を客観的に振り返れるようになります。


2. 商談の組み立て方・タイミングの見極めが共有化される

「今、提案するのがベストなのか?」
「もう少し関係性を築いた方がいいのでは?」といった、感覚に頼りがちな判断
チーム全体で言語化・共有できるようになります。

これにより、若手もベテランも共通の営業ロジックで動けるようになります。


3. 売上ではなく「信頼づくり」にシフトし、結果的に成約が伸びる

個性心理學を営業に取り入れると、
「どう売るか」ではなく「どう信頼されるか」という発想に変わります。

その結果、
・顧客からの紹介
・リピート契約
・アップセル

など、売上が“ついてくる営業”に自然と変化していきます。


✅ 営業チームの変化(実例)

たとえば、ある中堅保険代理店では、
導入前はこのような状態でした。


◆導入前

  • 商談ごとに提案のやり方がバラバラ

  • 成約できた理由・できなかった理由が属人的で共有できない

  • 若手がクロージングに自信を持てず、空回りしてしまう

  • 営業会議が数字報告だけで終わっていた


◆導入後(3ヶ月後)

  • 商談前に「このお客様のタイプは何か?」をチームで予測して挑むように

  • 「たぬきタイプだから、今日はあえて提案しない」と“売らない判断”ができるように

  • 若手が「相手に合わせること=自分の強み」として自信を持てるように

  • 営業会議で、失注理由をタイプ別に分析し、改善のPDCAが回るようになった


導入したマネージャーの方からは、こんな言葉もいただきました。

「うちは成果主義ですが、“今は売らない”という判断もちゃんと評価するようにしました」
「数字だけでなく、“考え方の軸”ができたことが一番大きいですね」


✅ まずは小さく試してみるのもOK

いきなり大人数で導入する必要はありません。

・5人以下の少人数向け体験研修
・営業会議の1コーナーとしてのワークショップ
・管理職・マネージャーだけを対象にした「見る目」を養うセッション

など、組織の状況やフェーズに合わせて柔軟に対応可能です。


✅ 個性心理學は「売らない」という選択を肯定してくれるツール

売らない=負けではありません。
むしろ、長期的に見ればそれが最大の信頼獲得の手段です。

「今は売らない」
「まだ信頼ができていない」
「もう少し時間をかけよう」

そんな判断を、自信を持ってできるようになる。
それが、個性心理學を活用した営業スタイルです。


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小嶋 款(こじま まこと)

個性心理學研究所 総本部認定講師 
講師スキルアップ委員会委員長
株式会社ニーズコネクト代表取締役

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